Home > Tags > 移籍

移籍

移籍ルールの変化に伴う新しい選手獲得戦略

相変わらず、というか、最近本当に神懸かっている広島強化部の仕事であるが、最近の獲得状況を見ると移籍に際して移籍金を安く上げるための手を打っていることが分かる。

  • 西川:契約を一年残して完全移籍(←大分)
  • 山岸:契約を一年残して期限付き移籍(←川崎F)
  • 山崎(決定):契約を一年残して期限付き移籍(←G大阪)
  • 工藤(獲得失敗):今年で契約満了(←千葉)
  • 駒野(獲得失敗):今年で契約満了(←磐田)

西川は今年の目玉だったと思われるので、今回は外して考えたい。

今年で契約満了の選手を狙う

これは今回どこのチームも織り込み済みというか、安く獲得するための基本戦略である。いわゆる移籍金が撤廃された(ただし、23歳以下の選手には育成費が必要。陽介の場合は6年分の4,800万円とみられる)ため、23歳以上の選手については移籍に際して支払う金額がゼロになるためである。

確かに移籍金はゼロになる。しかし、こういう場合には色々なクラブが狙いに来るものだ。しかも、デフォで在籍クラブがライバルになり、かつ、それは強力である。移籍することについて、リスクが目立ってしまうことは想像に難くない。

「契約一年残しの期限付き移籍」という新スキーム

いやまあ、新スキーム!というほどのものでもないのだけど。契約を一年残して期限付きで移籍、その後一年見てどうするか決める、というのはクラブ間で上手くリスクをおさえた方法だと思うのである。

移籍元の思惑

まずは移籍元から考えてみる。

「いやー、この選手このままだと出場出来るかどうか微妙なんだよなぁ。契約期間一年残ってて完全移籍だと数千万円くらいにはなりそうだし、オファーはなさそう。期限付きなら期限付き移籍金は数百万円程度だけど、このままだと契約しなさそうだからそれでもいいかなぁ。交渉自体は一年後も出来るしね。」

完全移籍だと即戦力級の選手はどうしても数千万円~億円単位でかかってしまう(寿人で1.6億円、駒野で3億円)。例えば山崎だと29歳という年齢はあるものの、3,000~5,000万円くらいはかかるだろうと思われる。それを1年とはいえ、おそらく300~500万円程度の期限付き移籍金で先にツバつけられるのは大きい。まあ、もともと完全移籍前提で交渉をして、期限付き移籍金を多めに支払っているのかも知れない。山崎の移籍コメントから考えても、先に完全移籍前提っぽいし(じゃなけりゃ「一生忘れません」とか書かないよね)。

クラブからしても、完全移籍だけを考えていて結局オファーが無く、1年間年俸を払って、かつ、0円で移籍してくれるよりもいい話ではあるし、選手のタメを考えても、出場出来るところでプレーしてくれるのがよいわけだ。もちろん、(完全移籍前提とか言いましたが)使える状況になったら戻して使うというオプションも残しているはずだから、悪くない選択なのではないかと思う。

移籍先の思惑

次に、移籍先(この場合、広島)を考えてみる。

「あの選手欲しいんだけど、契約期間一年残ってて完全移籍だと数千万。手が出ねえ!しかも、ユキッチみたいに45万ドル払っても大外れ、っていうリスクもあるしなぁ。期限付きなら最悪一年後に元か別のところに行ってしまうけど、それまでにフィットしていたら残る交渉もやりやすい。ダメだったら期限付き移籍金無駄になるけど、完全移籍金をムダにするよりはいい。」

広島のようにお金のないクラブにとって、選手獲得時にもっとも避けなければならないのが「大外れの完全移籍」である。なぜなら、リスクの大きさを数で希薄化できないから。お金があるクラブであれば、完全移籍で沢山の選手を獲って、5人中1人が全然ダメだったとしてもまあ、どうにかなる。しかし、小さいクラブにとっては大枚はたいて獲得した一人が外れると目も当てられない。クラブの財政すら揺るがしかねない。そこで考えられているのが上記のような「完全移籍前提の期限付き移籍」である。

移籍元の項で書いたように、期限付き移籍は獲得費用がかなりおさえられる。5~10分の1にはなるだろう。これは大きい。この戦略を広島が採っているというのも当然である。

前提となる「広島サッカーへの自信」

そう都合良くリスクが減少するだけではない。

期限付き移籍と言うことは、結局一年後には戻る可能性がある。当然、完全移籍の場合はそのリスクは少ない。こういう移籍戦略を採用する背景は、期限付き移籍で広島に加入し、フィットしたら高確率で広島への(フリーでの)完全移籍を望むに違いないという自信である。もし、広島でプレーし、中心選手となり、それでもなおかつ、広島よりも他のチームの方がよい、と思われてしまう確率が高い場合、この戦略は功を奏さない。期限付き移籍金だけが積み重なり、効率的ではない。この戦略が有効であるためには、「安い(期限付き)移籍金で期限付き移籍の後、フリーで完全移籍を選択してくれる」という前提なしには成り立たないのである。

昨年の李忠成以降、広島への移籍理由、移籍に際するコメントとして「質の高い広島のサッカー」的なことを出してくれている。

以前、魅力的な、選手が成長できるサッカーを見せていくことが広島の選手獲得力につながると書いたことがあるが、この戦略はまさにそれをベースにしているわけだ。選手の満足度=金銭的報酬+精神的報酬なのだから、やりがいや成長できている感、チームの中心感、等を与えることで金額を抑えることも可能なはずである。

織田強化部長がんばれー。マジで期待してます。

西川、大分退団決意、対抗馬は京都のみの模様

西川が大分を出ることだけは決意した模様。

※太字は引用者。

(前略)

主力の大量放出が進む大分。それでも下部組織の大分U-15から育ててきた西川を慰留してきた。だがJリーグは2・5億円の追加融資をする条件として、年間予算を9億円程度に抑えるよう指示。再建計画で同13億円と掲げたクラブは一層の財政緊縮が必要で、2300万円(推定)と高額年俸の西川を残すのは厳しくなっていた。

(中略)

原靖強化部長は「彼は大分の宝。広島、京都の話を聞いた後、うちと比較してもらう」とあくまで慰留の姿勢を見せる。だが、その苦しい胸の内は西川にも伝わっている。「現役生活の最後は大分で終えたい。どんな状況になろうと必ず帰ってくる」と誓った。

広島からは既に話を聞き、25日には大分市内で京都の加藤久監督らと会談する。西川は「自分が魅力あると感じた場所が一番成長できる。年内には結論を出したい」と明言した。一回り成長するために、西川はひとまず大分から巣立つ。

3c2eef7446a38bbb2856316aae4d1fa8

年俸から考えると、1億円以上の移籍金でもおかしくはない。そう言う面では京都の方が優勢かも知れないが、前に書いたように前田俊介の移籍金の残りがある。金銭面ではちょい不利、と言ったところか。

しかし、色々な選手が移籍の理由としている「広島の魅力的なサッカー」という武器がある。それでぜひ獲得し、GKの競争を活性化させ、またGK王国である広島を見たいものである。

陽介の移籍、成長とその対価。

陽介の移籍が決まりましたね。

サンフレッチェ広島所属の柏木陽介選手が浦和レッドダイヤモンズへ移籍することが決定致しましたのでお知らせ致します。

柏木陽介選手の移籍についてのお知らせ(広島公式)

自身のblogでもコメントを出しています。

移籍(柏木陽介オフィシャルブログ)

この件については、色々葛藤?迷い?や腹立たしいことがありました。五月雨式に書いてみたいと思います。

陽介は日本サッカーの一つの形

その前に。

陽介は、日本サッカーの未来の一つの方向性だと思っています。すなわち、テクニックと運動量で日本が劣るフィジカルを使わなくていい状況を作る、というのが目指す一つの方向性だ、ということです。

そう言う意味で、陽介には広島だけではなく、日本を背負ってもらいたいとずっと思っていたのでした。そう言う選手を愛さないわけがないのです。

では、本題。↓

陽介の移籍の理由

初めて陽介の口から移籍の理由が語られました。

自分で考えた末に浦和でやることで成長できると思いました。

これだけお客さんの入るスタジアムでできる喜びや、プレッシャーの中でやっていきたいと思いました。

俺1人ではほんとに決めることができなかったと思います。

だからこそ厳しい新しい環境に足を踏み入れようと決意しました。

移籍(抜粋:柏木陽介オフィシャルブログ)

より厳しいプレッシャー、より厳しい環境というのが根本的な理由なのでしょう。彼の中では、きっと

  • 広島に残って中心選手として試合に出続けることでステップアップする
  • 試合に出ることがより難しいチームに移籍して、そこで努力をすることでステップアップする

という2つの間で揺れ動いたことでしょう。僕が陽介なら、後者を選択します。僕はどの集団においても「中位ちょっと上」を目指すので、陽介のように「揺るぎない中心選手」となった場合、努力を怠ると思われるのです。

本質的に、陽介は努力とネガティブへの反抗心でできています(おちゃらけキャラは仮面だと思ってます)から、より努力をしなければならない状況、よりネガティブ要素がたくさん出てくる状況を選んだのでしょう。

移籍の金銭面について

もちろん、某所で言われているような金銭面がないとは言いません。が、金銭面がトッププライオリティではないことくらいは分かります。むしろ、金銭面は非常に重要なファクターであるべきと思います。

陽介の年俸は、中国新聞推定ですがこんな感じです。当然、出場/勝利給は含みません。

2006年:480~600万円(単年)
2007年:720万円(単年)
2008年:1440~1800万円(単年)
2009年:2200万円(単年)
2010年:4000万円(3年契約)

広島での平均年俸は1000万円強/年。おそらく、このまま居て、日本代表常連と言うくらいになっていけば5000万円くらいまでは出せるでしょうから、32歳くらいまで現役で居られるとしたら(陽介の現在のプレースタイルは長くできる物ではないでしょう)現役の間の総年俸は5億円程度にはなるかと思います。その後、30年くらいをサラリーマンの平均年収で働いたとしても、6.5億くらいでしょうか。

しかし、ビジネスで成功した人は数十億円に届くわけですし(ベンチャーから成功した会社にいて、株を持っているだけでも数億円、と言うこともあります)、平均年収1000万円として40年勤め上げるだけでも4億円です。平均年収1000万円というサラリーマンは数千~数万人いる中で、数百人しかいないプロのサッカー選手、しかも成功した選手が6.5億円では、正当な評価とは言えないかも知れませんし、そう考えても良いと思える金額だと思います。

そうすると、可能な限り稼げるところに行かねばならない、というのは選手の行動原理としては理解できる一面なのです。むしろ、きちんと生涯設計ができているとも言えます。

安い年俸で自分のチームに居てくれるのは嬉しいのですが、そうであればお金以上のやりがいや充実感、成長できたという実感、サポーターからの愛などお金に替わる価値を選手に十分付与するべきです。会社と同じですね。

だから、仮に陽介がお金のために移籍したと言っても、それはお金以外の価値を提供できなくてスマンとは思いますが、金の亡者などとなじる気にはなりませんね。

移籍を確信した後の立ち位置

今回、一番困ったのは移籍を確信した後、上記のような「ちゃんと理解してるぜ、フフン」顔と、サポーターとしての純粋な「行かないでくれ!」という気持ちのどちらを出したらいいのか、と言うことだった。

移籍を確信していないのなら、署名にも参加しただろう。しかし、決意した上でチームメイトにも伝えたに違いない光景(京都戦後、泣きながらチームメイトと抱き合う姿)を見た後では、応援すると言うことが決意をした選手の後押しをすることなのか、決意と異なったとしても自分の信じる道に沿うように首根っこひっつかんで自分の思うように後押しをしていくことなのか、分からなくなった。結局、このエントリーも含めて前者を選んだわけだが。

ということなので、素直に陽介を送り出したい。駒野の時は1年経った入れ替え戦まで直視できなかったが、今回はきちんと年内に気持ちの整理ができそうである。

蛇足:アホ議論

そんな中で、アホみたいな議論をふっかけてくる奴はいるもので。曰く、

「行動している人がいるんだから、行動していない、サポーターである(≒行動することがその存在意義である)はずのあなたが行動を邪魔するような『移籍を確信している』と書くのはいかがなものか」

と。的外れも甚だしい。目的と手段の区別が付いていない。行動は目的を達成するための手段に過ぎないし、その目的に行動を必要としないなら、「行動しないという行動」もその手段に含むのは当然である。「サポーターは行動する者だ」というのは、正しくは「サポーターとは、目的があり、それに行動が必要であれば行動する者だ」であって、必要でないときにも行動するというのは右往左往という。

まさか署名活動をしている最中、「柏木陽介選手を気持ちよく送り出す署名にご協力下さい!」という署名活動でもやっていれば良かったのだろうか。そんなことをしたら陽介はどう思うだろうか。行動することが選手のためにならないことであれば、行動すること自体が悪だ。

・・・なんでこんなガキっぽいことを書かなきゃならんのだ。アホらしい。

サッカーの質と選手獲得力

李忠成が広島に来ることになったという報道が為され公式サイトでも正式に発表されたのであるが、山形戦を無事終えた今、今回の移籍が成功した要因について考えてみたい。

いわゆる一般的な理由

この辺は別に語る言葉を持たない。若手を使うようになったとか、MFで起用されるようになったなど、ネルシーニョへの監督交代によって出場機会が激減したとか、広島のフロントが熱心に誘ったからとか、もしかしたら同じ(厳密には北朝鮮系と韓国系で異なるが)ルーツを持つハンジェが居たとか、そう言う話だからだ。

李忠成が高橋元監督に重用されており、その高橋元監督は広島とのつながりが非常に強い、と言うことは見逃せない事実ではあるものの、今回は見逃せない事実、程度で留めておこうかと思う。

今回は別の角度から話してみたい。

仮説:広島のサッカーが選手にとって魅力的だった

この仮説を強く推してみたい。

ちょっと前にあった、広島のサッカーは日本が目指すべき未来の姿だ、という論調。僕はこれに即答でYESと言うほど楽観的ではないのだが、ボールを奪ってから6秒以内にゴールを奪え、とかハーフカウンターが最高の戦術、とか個の仕掛けがないとどうしようもない、とか言われる(ちょっと古いか)現代サッカーにおいて、その方向性とは正反対を向いた、ポゼッションと広島のサッカーが多くの識者がそう感じていたことは間違いない事実だ。

これはもちろんファンにとっても当てはまることで、(おそらく心なしかというレベルを脱してはいないが)ファンが増えている気もする。
持論として、広島のファンは最初勝負に厳しいが、一度心が寄り添うと徹底的に寄り添う、という気質があると思っている。
このままよいサッカーと、ファンと選手の(本当の意味での)いい関係を築けていけば、カープと広島市民のような関係も夢ではないと思う。

ちょっと話がずれてしまったが、これは選手にも当てはまるのではないだろうか。

私のような一般のファンですら、クライフが率いた、私のもっとも尊敬するDFの一人であるロナルド・クーマン(今の広島にクーマンは10000%フィットすると言い切れる)擁するバルセロナの黄金期の様なサッカーには憧れる。しかし、ファンレベルでは憧れるだけで「バルセロナでプレーしてみたい」とは思わないだろう。しかし、選手であればどうだろう。いくら狭き門であるとはいえ、多少は「いつかはあのバルサで」と思うのではないだろうか。

では、もっと近くに、自分と同じカテゴリに良いサッカーをするチームがあったとしたらどうだろう。我々が大学の時に所属するサッカーサークルを「どこが強いかなー」「どこの雰囲気がいいかなー」と選ぶが如く、「どこが成長できそうか」「どこのサッカーが良さそうか」で選ぶのではないだろうか。

当然、生活がかかるのだから条件面はある。しかし、やりがいという物は条件を上回ることが往々にして、ある。

ベンチャーに身を投じる一流大学出身の若者が金銭的安定ではなく、チャレンジと自己の成長を望む事があるように。
自分のクラブでは王様で居られるのに、敢えてイタリアで挑戦することを選んだKINGと呼ばれる男が居るように。
人は金ではなく、自己の成長を報酬に求めることがある。
逆に、ベンチャーや地方クラブのように条件面で劣る組織が、そう言った優れた人材を採用しようとする場合、金銭面以外の条件で魅力を出すのが最も重要なポイントになる。

広島で言えば、中学生や高校生には優れた育成組織、サッカーに集中できる環境を提示することで、サッカー選手として成長できることを条件として提示してきた結果、優れた選手が集まり、また、集められるようになってきた。
同じように、トップでも魅力的なサッカー、サッカー選手として成長できるサッカーをしていくことで優れた選手を獲得できるようになるのではないだろうか。

また、そう期待したい。

李忠成、広島移籍。タイトル/ACLを獲りに行くという決意の表れ。

李忠成が広島に移籍するという報道。この移籍が成功した背景はもうちょっと語りたいがw

柏のFW李忠成(23)が広島に完全移籍することが25日、分かった。28日に迫る今季の移籍期限直前に滑り込む形での電撃移籍となった。

李は昨季、U―23日本代表の主力として北京五輪に出場したが、今季はリーグ戦出場20試合で2得点と低迷。ネルシーニョ監督就任後は2試合に先発で起用されたものの無得点と結果を残せず、最近3試合はベンチ外となっていた。

柏の攻撃陣はフランサとポポのブラジル人コンビに加え、今季途中でFWアンセウモ・ハモンが加入。7月に加入した特別指定選手のFW田中順也(順大4年)が3試合連続で先発出場するなど、定位置争いが激化して出場機会が減っていた。

さらに、李は以前から「走力結蹴」をスローガンに掲げる広島の攻撃的で走るサッカーに興味を持っており、今回の移籍が実現。李は広島移籍については「今の段階では何も言えないです」と話すにとどめたが、26日に広島入りし、新天地での活動をスタートさせることになる。

広島での背番号は「9」に決定した。当初は06年からつけている愛着ある「20」を希望していたが、心機一転の意味を込めてプロ初の1ケタ番号を選ん だ。かつてU―23日本代表のエースストライカーの座をつかんだ李が、あこがれのサッカーを展開する新天地で輝きを取り戻す。

出番激減の李忠成 柏→広島“超~電撃移籍!”(スポニチ)

彼はネルシーニョが監督になってから2試合に起用されているが、MFで起用されたり後半22分で交代になったり、その後ベンチにすら入れていないなど、FWとしてのプレーの場すら与えられていない。来年のワールドカップを見据えた場合にはまずは出場することが重要だから、移籍を選択したのは理解できるが、完全移籍とは驚いた。それが彼の決意の表れなのか。それとも、フロントが本気で今年のACLを、今年のタイトルを取りに来た、と言うことなのか。

おそらく、両方であろう。そうでなければ、この短期間で移籍をまとめることは難しいはずだ。

先日柏の監督を解任された高橋真一郎氏は、李忠成をずっと使っていた監督だ。そして、広島で選手生活を送り、広島でコーチ生活を始めた人物だ。当然、クラブ側主導でクラブと連絡を取り合っているだろう。この短期間で移籍をまとめた裏には、高橋氏の協力があったことは想像に難くない。広島の生命線は若年層のスカウト~育成なのだから、最も重要なのはこういった指導者のネットワークのはずだ。

そういう動きから見ても、フロントに寿人を獲ったときの本気度と同じくらいの物を感じる。引き合いに出して悪いが、ストヤノフやカズのバックアップとして中島を獲得したのとは訳が違う。背番号が9であることからもその期待度が分かろうというものだ。

我々も現状の順位に満足することなく、きちんと上を狙って、ACLを、タイトルを獲りに行こう。

その前に、李忠成の実家で焼肉喰いに行こうかね!!!

結城がドイツ3部デュッセルドルフ・フォルトゥナの練習に参加

「ら」スレを見ていて驚いたw

549 名前:U-名無しさん@実況はサッカーch[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 12:39:16 ID:OI0aG0EzP
あれ、大分で練習してたはずの結城がドイツにおるわwww
 
550 名前:U-名無しさん@実況はサッカーch[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 12:39:47 ID:kX7cNOly0
>>549
kwsk
 
558 名前:U-名無しさん@実況はサッカーch[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 12:43:10 ID:OI0aG0EzP
Neben Ahanfouf erschien mit Yuki Kozo ein weiterer Testspieler zum morgendlichen Training.
Der Japaner ist Verteidiger bei JEF United Ichihara Chiba in der J-League

ttp://www.rp-online.de/public/article/duesseldorf-stadt/726383/Fortuna-testet-Ahanfouf.html

これは・・・なんちゃってドイツ語翻訳の登場ですね!!!

もともと、この記事はAbdelaziz Ahanfoufというモロッコ系の選手(ビーレフェルトやマインツに所属、今期はドイツ2部ヴィースバーデンに所属)がドイツ地域リーグ(3部に相当、2009年は北部、南部、西部の3リーグ制)のドルトムント・フォルトゥナにテストされてるよ、と言う記事。その中で結城が取り上げられている。

Neben Ahanfouf erschien mit Yuki Kozo ein weiterer Testspieler zum morgendlichen Training. Der Japaner ist Verteidiger bei JEF United Ichihara Chiba in der J-League.
 
朝のトレーニングには、Ahanfoufの他に結城耕造が練習生として参加した。この日本人選手はJリーグ・JEFユナイテッド市原・千葉のディフェンダーである

である?契約がないんだからistはおかしくないか?と思いつつ、細かいことは無視する。

それにしてもドイツ・・・?と思っていたのだが、結城はドイツに住んでいた時期があるわ。広島時代にラジオで喋ってた

Quesition:
ドイツでの面白エピソードがあるとか??
Answer:
実は幼稚園のころ、ドイツに住んでいた時期があって。
ドイツの幼稚園に初めて行った時、隣のクラスにいたヘラー先生のことが大好きで、
隣のクラスにどうしてもなりたくて、2メートル位ある塀を登って、
幼稚園を泣きながら脱走して家に帰った
そうです。
ちなみに、次の日からヘラー先生のクラスになりました。(笑)

そんな思い出の地、ドイツで現役続行を模索する結城。

写真もいくつかあったのでこちらから引用させていただく。ページめくっていくと出てくるよ。

45814-33

うーん、よく見えないw
多分そうなんだろうけど。

45814-31

険しい顔の結城。しかし、何となくいい顔に見える。

45814-28

追い込み中。

結城は思考が柔軟で、どこででもサッカーできると思う。がんばれ。

元広島のガウボンが甲府へ加入

元広島のガウボンが甲府に加入したそうだ。

この度、ヴァンフォーレ甲府にガウボン選手が完全移籍で加入することとなりましたので、お知らせいたします。ガウボン選手のプロフィールは下記の通りです。

登録名:ガウボン[GALVAO]
氏名:ジョゼ・アントニオ・マルチンス・ガウボン(Jose Antonio Martins GALVAO)
生年月日:1982年7月8日生まれ(26歳)
出身地:ブラジル(サンパウロ州リンス市)
身長/体重:187cm/80kg
ポジション:FW
背番号:15
利き足:左
契約期間:2009年6月1日~2010年1月1日

サッカー歴
1999年~2000年 ウニオン・サンジョアンユース[ブラジル]
2001年~2002年 ウニオン・サンジョアン[ブラジル]
2002年~2003年 セルベッテFC[スイス]
2003年 ウニオン・サンジョアン[ブラジル]
2004年 パラナ・クルーベ[ブラジル]
2004年 イラチSC[ブラジル]
2005年 サンフレッチェ広島
2006年 サントスFC[ブラジル]
2006年~2007年 アトレチコ・ミネイロ[ブラジル]
2008年 ADサンカエターノ[ブラジル]
2008年 ECバイーア[ブラジル]
2009年 ヴィラ・ノヴァFC[ブラジル]

甲府公式

得点はリーグ9点、ナビスコ3点、天皇杯1点と決してゴール大量生産型ではなかったが、何となく勝負に強いイメージがある。終了間際にゴールを奪った大分戦の印象かな
真面目で前線からのチェイスもしっかりする選手で、猛烈に愛されるタイプの選手ではなかったのだが、地味に人気のある選手だったように思う。真面目なFWが大好きな僕は、結構好きだった。国立味スタでの東京V戦で初ゴールを決めたときの歓喜はよく覚えている。だって、

てーんーさーい ストライカー

がーーーーーーーう ぼんぼん♪

って小さく歌われていたので。ぜひ甲府はこれを採用して欲しいw

参考資料:

川原永光が浦安から名古屋へ移籍

バルドラール浦安のゴレイロで、日本代表GKでもある川原永光が、名古屋へ移籍することになりました。
無理矢理サッカーで言うと、こないだのバーレーン戦でスタメンだった楢崎が浦和とか鹿島とかG大阪に行くような大型移籍です。

この度、わたくし川原永光は三月末でバルドラール浦安を退団することになりました。
4年間応援して下さったサポーターの皆さん本当に有難うございました。
これからも一緒にフットサルを盛り上げて行きましょう。

退団選手のお知らせ(浦安)

 

日頃より名古屋オーシャンズを応援していただきありがとうございます。
この度、4月1日付にて下記選手との契約をいたしましたのでお知らせ致します。
名古屋オーシャンズの新戦力となります、彼らの今後の活躍にどうぞご期待ください。

【新入団選手】
 氏 名:川原 永光(かわはら ひさみつ)
ポジション:GK    
生年月日:1978年11月24日
身長/体重:178cm/85kg
前所属チーム:バルドラール浦安

新入団選手のお知らせ(名古屋)

ってことは、浦安のゴレイロはレーザービーム渡辺か!!!!!

ゴレイロなのにアシストをばんばん決めまくる、超攻撃的ゴレイロ(参考動画)。
初めて見たときの浦安のゴールマウスを守って、もとい、相手ゴールを攻めていたのが渡辺でした。

開幕したら行ってみようっと。 

戸田和幸、Kリーグ慶南と契約

 
去年広島から千葉へレンタルされた後、「出場すると負けない※」と言われて生き生きと活躍していたので、てっきり千葉に完全移籍すると思って広島との契約が終了していたら千葉が契約しなかった戸田が、Kリーグの慶南FCと契約したらしい。
※天皇杯以外では大宮戦でのみ敗戦(出場12試合中)。

慶南FC、元サッカー日本代表の戸田和幸と契約

【ソウル11日聯合ニュース】プロサッカーチームの慶南FCは11日、2002年ワールドカップ(W杯)で日本代表として活躍した戸田和幸と今年末までの契約を交わしたと明らかにした。

 戸田は1996年に清水エスパルスでデビュー、Jリーグで通算292試合に出場し5ゴールを記録した。日本代表チームでも20試合に出場し1ゴールを挙げている。また英プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー、オランダ・エールディビジのADOデン・ハーグでプレーした経験もある。慶南FCは、戸田を迎え入れることでミッドフィールダーが強化され、守備も安定するものと期待を示している。
【ソース:聯合ニュース】 

 

個人的には、遠いチームに行ってしまうと公式ページのインタビューが電話になってしまうので、タテノさんの電話代が心配です。もっとも、「Kリーグなんてレベルの低いリーグなんて見てられっかよ」と、また1年間kazuyuki-toda.comが休止してしまうかも知れませんが。でもまあ、韓国ではトップレベルのリーグなので是非更新してください。お好み焼きおごりますからw
なにはともあれ、現役を続行できるのは嬉しいですね。韓国は今円高ウォン安でえらく安く滞在できることですし、昌原に行くのもアリだなー。

すでに(3月9日現在)チーム練習にも合流している様子です。

103
眉間の縦皺がトレードマーク。

588
けっこうきつそうだな・・・w

結構期待されているみたいです。

toda 

記事があるのでちょっと訳してみた。例によって例の如く、適当な訳です。ソースはこちら

慶南FCが日本代表MF戸田和幸(31)の加入を発表

慶南は11日、報道資料を通じて、「慶南FCは、昨シーズンJリーグジェフユナイテッドで活躍した前日本代表MF戸田和幸を迎え入れた」と発表した。戸田和幸は1996年、清水エスパルスでデビューした以後Jリーグ通算292試合出場、5ゴールを記録しており、日本代表でも20試合に出場、1ゴールを記録した選手だ。彼は、2002年韓日ワールドカップで日本が16強に進出した時の主力選手として活躍し、英プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー、エールディビジのデンハーグでも活躍した。慶南の報道資料によると戸田は力あふれるタフな選手で、韓国サッカーによく合う日本選手と評価を受けているし、本人も韓国に対する強い愛情を見せている。慶南FCは戸田の加入でミッドフィルダーの強化を狙っており、特に守備に安定をもたらすことを期待されている。戸田は韓国でプレーする4番目の日本人選手であり、江原FC大橋正博と共に今シーズン、Kリーグで活躍する二番目の選手となった。チョ・グヮンレ監督は「Kリーグで活躍したい意志が強く、削り合いも上手く、戸田の加入で我がチームはもう少し安定的なプレーができるだろう」とコメントし、期待感を現わした。

削り合いも上手く、と訳しましたが、「ケンカが上手い」位の意味だそうですw
って・・・3/11に発表した割に写真の日付が3/9なのだがwwwwwwwwww

がんばれ。誰がなんと言おうと俺は好きな選手だ。

移籍自由化は時期尚早だ

移籍自由化が来年から、つまり今年の8月から交渉自由となるらしい。

J国内移籍が来年度から完全自由化へ

 来年度からJリーガーの国内移籍が完全自由化されることが3日、決定的となった。国内移籍の場合、現行ルールでは契約期間が満了しても元所属クラブに保有権が認められ、最大で年俸10倍分の移籍金が発生する。しかし新ルールは国際基準に従い、年齢に応じてJが設定した移籍係数が撤廃され、契約満了選手は移籍金が発生しない。移籍可能期間も夏と冬の各1カ月と、国際基準に合わせる。先月末にJ事務局が各クラブに10年度からのルール移行の趣旨を伝えた。

ソース:ニッカン(抜粋)

以前、国内と海外での移籍状況の違いについてこのようなエントリーをしましたが、最後のパラグラフで僕はこう書きました。

 

なんで日本ではそういうことをできないの?

理由は二つ。

  • 前述の30ヶ月ルールによって長期契約を結ばなくてもいい
  • 長期契約を結ぶほどのリスクをクラブが負えるほどの体力がない

と言うことです。

 

平均年俸は確実に上がるだろうと考えられる。これも先のエントリーで書いたとおりだが、これまでは1年単位で評価すれば良かったものを、手元に置いておきたい選手とは長期契約を結び、その後思うように成長しなかった選手にも最初の契約の通りに年俸を支払わなければならないからだ。

確かに選手の身分(雇用状態)は安定するし、短期的には困る事もあるだろうが、移籍も活性化して選手には良いことが多くなるだろう。

 

しかし、今の制度はクラブの経営を保護する目的が非常に強いと思われるため、小さいクラブは基本的に1年契約で、去年の状態から今年残って貰うために必要なだけの額しか積んでいないはずだ。移籍の自由化を見越して複数年契約をしているクラブなど、あろうはずがない。

従って、この状態で移籍を自由化すると、大量の「2010年1月末で契約が切れる選手」つまり「2009年シーズン終了後、移籍金0で移籍できる選手」が生まれる。クラブにとっては来期以降も契約するつもりだったのに有無を言わさず他のチームと全くフラットに戦うことになる。小さなクラブはこの制度をフルに使って選手を引き留めている上に、今年の8月から交渉が自由にできるとなると移籍金も望めないことになり、ジリ貧である!

 

だからといって、じゃあ今年は現クラブに優先交渉権を与える、となると去年までの交渉開始可能日の12月1日が8月1日になるだけの話でこれもほとんど意味がない。

この制度を導入するのであれば、1年の準備期間が必要だ。今年の契約更改を新ルール前提の元で行い、その上で来年の8月1日から自由化すべきだ。そうでなければ、小さいクラブの経営安定化を目的に導入したこれまでの移籍制度が、小さいクラブから選手を移籍金なしで流出させる手助けをしてしまうことになる。

Home > Tags > 移籍

最近のエントリー
Categories
アーカイブ

▲ページ上部に戻る