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中国 Archive

This is Int’l Match:●0-1 山東魯能@BA

言いたいことはいろいろあるが、選ぶのが面倒なので全部言う。

いや、山東強いって。

中国の優勝チームって言っても、たかが知れてると。そんなふうに考えていた時期が・・・僕にもありました。

すまん。間違ってた。当たり前だけど、強かったよ。チャンピオンズリーグだったんだよ。甘かった。

4人落ちで楽勝できるほど甘くない。点取れなかったから取られて負けた。以上。

って言うのもアレなので。

もちろん高さはあるんだけど、ボールがちゃんと止まるし、パスのモーションが小さい(これは驚いた)し、プレースピードが速かった。プレースピードが、と言うと誤解を招くかも知れないので一応詳しく言っておくと、航平的な「速さ」ではない。状況が発生してからプレーを決めるまでの判断が速い。イバンコビッチ監督が就任したのは今年のはずだから、連携がそんなに深まっているとは考えにくい。だから、ナチュラルに速いのだろうと思う。この3点で山東は広島を上回っていた。もちろん、局地戦や瞬間的なスピードは広島の方が上。

また、代表戦で慣れていたつもりだったのだが、間合いの違い。日本人と中国人というわずかな違いなのに、やっぱり違うわ。腰が重くて間合いが広い感じがする。その分、瞬間的なスピードは日本に分があったけど。代表戦だと明らかに違う、というレベルで知覚できるんだけど、中国のチームだとほとんど分からないけどなんかひっかかるなー、位の感じだと思う。だが、明らかに違う。その違いはおそらく、プレースタイルの違い。タックルが深い、体の寄せが深い、そういう感じで日本でサッカー教育を受けて日本でプレーしていると身につく暗黙の了解的な間合いが違うんだろうね。

ただ、そういう違いを経験していくことはものすごく重要。違いを知る男はそうやって上質を知るのだ。

どうでもいいけど、山東の8番が空から降ってきたジャッキー・チェンに野菜をぶちまけられて怒る八百屋のオヤジ風だったのが気になって仕方なかった。

各選手総評:連携とケガががががが。

連携が酷いw 特に忠成-洋次郎ライン
全く息が合っていない。洋次郎は呼吸するように色々な予想を裏切る男なので、その呼吸に寿人も忠成もついて行けていなかった。特に寿人はこの試合では「いたの?」っていうくらい、目立たなかった。誤解無きように言うと、効いてはいたのだが、フィニッシュに顔を出せなかったという意味で、「居なかった」。洋次郎との連携を考えると、つくづく山崎の離脱が痛い。予想を裏切る男、洋次郎の呼吸に数週間で合わせてきた山崎。復帰した後のチームがどうなるかはものすごく興味深い。

ケガという文脈で他に目を向けると、やはりミキッチだ。
崩しきると言う点では彼のドリブルに期待する部分は大きい。結果的に崩しきった場面が少なかったことで彼に期待する気持ちはやはり、ある。だが、山岸が悪かったかというと、そうではない。山岸は十分良い働きをした。確かに意外性が無いというか、サイドでパスを受けてもクロス上げるぞー、上げるぞー、やっぱり上げた!っていう感じではあったが、そのクロスの質は高かった。相手をきちんと押し込んでもいた。ただ、崩しきると言うところでは物足りなかったと言うだけだ。それだけで全否定するのは間違っている

ストヤノフもまだ本調子ではない。
ストヤノフだけが上がって、槙野が上がらないときはストヤノフか森脇に問題があるのだが、今回もそうだった。なーんもないところで横パスがカットされたりとか、こね回してたらボール奪われた、みたいなことを見ているとそりゃ上がれませんわ。相変わらずロングボール一本でDFの裏を取って寿人をどフリーにする、なんていうプレーは健在だが、調子が良いときに出てくるするするドリブルとか、あまり見られなかった。ここが調子よくなってくると、槙野が上がるわ、ストヤノフが上がるわ、森脇が上がるわでカズの仕事が増えて良い試合になってくるんだけどねw

ドリブルで言うと、中島も微妙だった。
中島もよく分からないポジショニングで5秒もディレイしたりとか、すげー職人技を見せていた(茶化してるけどホントすごいって)。が、調子良いときに見られるような、後半20分を過ぎて見せる誰も撮りに来れない場所を20mも上がっていくぬるぬるドリブルが見られなかった。守備は得点を取られてしまったCK(あれもヘディング上手かったなー)以外は良かったのだが、カズとポジショニングが被ることも多かったし、攻撃を前線とつなぐ役割を担いきれなかった感がある。そういう意味で、離脱しているアオが待たれるところではある。

最後に槙野
CKでマーク外しすぎ。それ以外は良くやっていたと思う。大人になったなーw

リーグ戦じゃない!国際試合だ!

国際試合はリーグ戦とは違う。34試合で浮き沈みがあり、沈んでいるところでいかに早くトップフォームに戻すかを考え、いかに好調を持続させるか、34試合でどうやって成長するか、と言うものではない。結果がすべて。もう一度言う。結果がすべてだ!

良い経験をした、と言ったが、広島にとってACLは10年に一度出られるかどうかという大会である

は?そんなことはない?嘘つけ。前に天皇杯で優勝したのはいつだったっけ?1969年だ。前にリーグ戦3位以内に入ったのはいつだっけ?1994年だ。その前は1970年だ。直近40年で考えると、40年で4回しか出られないような大会なのである。

前回の国際大会は1969年のアジアクラブ選手権である。この時は3位に入った。

41年目に巡ってきたチャンスだ。これは経験を積むためのチャンスなどではない。死にものぐるいでアジアのトップを、ひいては世界一を目指す戦いだ。「内容そのものには、満足している部分もある」とか「内容を見ると十分勝てるチャンスはあった」とかいうコメントはいらんのだ!!

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