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広島がACLに出場するもう一つの意義

広島は言わずと知れた被爆都市である。

自分も被爆三世であるし、祖父は二人とも甲状腺癌で亡くなったが、今更被害者ぶるつもりもないし、原爆についてどう思うか、祖父に一度だけ聞いたときに「わしゃええんじゃ。あがーなもんが世の中にあっちゃぁ、いけん。あがーなもんは二度とつこーちゃぁ、いけん。(私のことはいいんだ。あんなものが世の中にあってはならない。あんなものは二度と使ってはならない)」と言っていたとおり、被害を広く知ってもらうことで核兵器を使わせない世論を作りたい、というのがヒロシマのおおまかな意見であろうと思う。

そんなヒロシマに本拠地を置くサンフレッチェがACLなどの国際大会に出るということについて、広島ならではの意義を感じる写真をJ’s Goalで見つけた。

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嬉し悔しい:ACLグループリーグ第3節:●2-3 Adelaide Utd.

正直に言おう。悔しい。しかし、楽しい。なんなんだこれ。

一番似ているのは、1997年頃に代表戦で予選を一緒に戦っていた頃の感覚。

なんというか、遙か高い壁が越えられる壁になった感じ?

とにかく、楽しいのだ。

確かに負けた。国際試合は結果がすべて。確かにそうなのだが、心の底では楽しんでいる。

あんなパススピード、街中のスタジアム、白人特有の太い声帯から出される野太い声。

現地にいる人たちが羨ましすぎて死にそう。

まずはアジアを楽しもうや。諦めていはしないが、苦しかった思い出として残したら、「アジアの頂点を目指そう」って思えなくなるんじゃないの?

俺は死ぬまでにミランvs広島を見るんだ。

8月に生まれる子どもに、「お父さんが高校生の頃、広島が初めて優勝したんだよ」とか、孫に「おじーちゃんがお前くらいの時、ほれ、ミランの監督のマルディーニのお父さんがデビューしたんじゃ」とか言いながら、ウェンブリーで広島の応援をするんだよ。

まずは楽しもうや。

でもまあ、楽しむには色々な方法があるわな。僕は色々振り返ってみたい。

イリアンの退場

まー、妥当としか言いようがない。ふわっと入って、ふわっと点を取られ。

ACLモードに入りきれなかったチームに与えられた罰がイリアンの退場(´・ω・`)キツイガナ

2失点目

完全に連携ミス。あの時点では西川は声を出していたと思うし、であればDFは任せるべきだった。
確かにべき論ではそうなるが、西川が一緒にプレーした時間を考えると、そこがきちんと通じ合っていなかったというのはあるだろう。一定程度起こることだ。次やらなきゃいい。

というか、普通、ミスというのは次やらなきゃいい、で良いのではないか?どうしようもないことはどうしようもない。一度知ったならば対処すればいい。甘い?

よく逆転したッ!

あの雰囲気では、みんな力以上を出すのだろうか、と思うほど素晴らしかった。パススピードも速かったように思う。その分、中島安芸藩主はきつそうだったが・・・

しかし、ここで勝つにはこれでもダメなのよ。Jリーグでもそれ相応の戦い方をしなければならないという意識が一番大きかったのかも知れない。

最後にこれだけは言っておきたい。

結局核澤はその程度か

いや、正直上手くなったなぁと思っていたんですよ。実況自体は。

でもねぇ、取材した上でないと全く評価できない。

ビルドアップの途中に「広島は慣れない4バック(ry」と。

ググれ。いいからまずググれ。「広島 4バック

どう考えても変則的な4バックだろうが。

広島は一昨年から同じ戦術でやっている。攻撃時はより攻撃的な4バック、守備時はより守備的な3バック(両サイドが下がるから実質5バックだが)。

フォーメーションもファンタジックだし。

1回でも調べたのか?調べてないですよねー。去年から話題だった広島のサッカーはどの辺が特徴的だったのか。「広島 サッカー 特徴」でググっただけでも結構わかるのにねー。

浦和でもガンバでも名古屋でも川崎でもない、広島の試合だから適当だったんですかー?

アホか。

This is Int’l Match:●0-1 山東魯能@BA

言いたいことはいろいろあるが、選ぶのが面倒なので全部言う。

いや、山東強いって。

中国の優勝チームって言っても、たかが知れてると。そんなふうに考えていた時期が・・・僕にもありました。

すまん。間違ってた。当たり前だけど、強かったよ。チャンピオンズリーグだったんだよ。甘かった。

4人落ちで楽勝できるほど甘くない。点取れなかったから取られて負けた。以上。

って言うのもアレなので。

もちろん高さはあるんだけど、ボールがちゃんと止まるし、パスのモーションが小さい(これは驚いた)し、プレースピードが速かった。プレースピードが、と言うと誤解を招くかも知れないので一応詳しく言っておくと、航平的な「速さ」ではない。状況が発生してからプレーを決めるまでの判断が速い。イバンコビッチ監督が就任したのは今年のはずだから、連携がそんなに深まっているとは考えにくい。だから、ナチュラルに速いのだろうと思う。この3点で山東は広島を上回っていた。もちろん、局地戦や瞬間的なスピードは広島の方が上。

また、代表戦で慣れていたつもりだったのだが、間合いの違い。日本人と中国人というわずかな違いなのに、やっぱり違うわ。腰が重くて間合いが広い感じがする。その分、瞬間的なスピードは日本に分があったけど。代表戦だと明らかに違う、というレベルで知覚できるんだけど、中国のチームだとほとんど分からないけどなんかひっかかるなー、位の感じだと思う。だが、明らかに違う。その違いはおそらく、プレースタイルの違い。タックルが深い、体の寄せが深い、そういう感じで日本でサッカー教育を受けて日本でプレーしていると身につく暗黙の了解的な間合いが違うんだろうね。

ただ、そういう違いを経験していくことはものすごく重要。違いを知る男はそうやって上質を知るのだ。

どうでもいいけど、山東の8番が空から降ってきたジャッキー・チェンに野菜をぶちまけられて怒る八百屋のオヤジ風だったのが気になって仕方なかった。

各選手総評:連携とケガががががが。

連携が酷いw 特に忠成-洋次郎ライン
全く息が合っていない。洋次郎は呼吸するように色々な予想を裏切る男なので、その呼吸に寿人も忠成もついて行けていなかった。特に寿人はこの試合では「いたの?」っていうくらい、目立たなかった。誤解無きように言うと、効いてはいたのだが、フィニッシュに顔を出せなかったという意味で、「居なかった」。洋次郎との連携を考えると、つくづく山崎の離脱が痛い。予想を裏切る男、洋次郎の呼吸に数週間で合わせてきた山崎。復帰した後のチームがどうなるかはものすごく興味深い。

ケガという文脈で他に目を向けると、やはりミキッチだ。
崩しきると言う点では彼のドリブルに期待する部分は大きい。結果的に崩しきった場面が少なかったことで彼に期待する気持ちはやはり、ある。だが、山岸が悪かったかというと、そうではない。山岸は十分良い働きをした。確かに意外性が無いというか、サイドでパスを受けてもクロス上げるぞー、上げるぞー、やっぱり上げた!っていう感じではあったが、そのクロスの質は高かった。相手をきちんと押し込んでもいた。ただ、崩しきると言うところでは物足りなかったと言うだけだ。それだけで全否定するのは間違っている

ストヤノフもまだ本調子ではない。
ストヤノフだけが上がって、槙野が上がらないときはストヤノフか森脇に問題があるのだが、今回もそうだった。なーんもないところで横パスがカットされたりとか、こね回してたらボール奪われた、みたいなことを見ているとそりゃ上がれませんわ。相変わらずロングボール一本でDFの裏を取って寿人をどフリーにする、なんていうプレーは健在だが、調子が良いときに出てくるするするドリブルとか、あまり見られなかった。ここが調子よくなってくると、槙野が上がるわ、ストヤノフが上がるわ、森脇が上がるわでカズの仕事が増えて良い試合になってくるんだけどねw

ドリブルで言うと、中島も微妙だった。
中島もよく分からないポジショニングで5秒もディレイしたりとか、すげー職人技を見せていた(茶化してるけどホントすごいって)。が、調子良いときに見られるような、後半20分を過ぎて見せる誰も撮りに来れない場所を20mも上がっていくぬるぬるドリブルが見られなかった。守備は得点を取られてしまったCK(あれもヘディング上手かったなー)以外は良かったのだが、カズとポジショニングが被ることも多かったし、攻撃を前線とつなぐ役割を担いきれなかった感がある。そういう意味で、離脱しているアオが待たれるところではある。

最後に槙野
CKでマーク外しすぎ。それ以外は良くやっていたと思う。大人になったなーw

リーグ戦じゃない!国際試合だ!

国際試合はリーグ戦とは違う。34試合で浮き沈みがあり、沈んでいるところでいかに早くトップフォームに戻すかを考え、いかに好調を持続させるか、34試合でどうやって成長するか、と言うものではない。結果がすべて。もう一度言う。結果がすべてだ!

良い経験をした、と言ったが、広島にとってACLは10年に一度出られるかどうかという大会である

は?そんなことはない?嘘つけ。前に天皇杯で優勝したのはいつだったっけ?1969年だ。前にリーグ戦3位以内に入ったのはいつだっけ?1994年だ。その前は1970年だ。直近40年で考えると、40年で4回しか出られないような大会なのである。

前回の国際大会は1969年のアジアクラブ選手権である。この時は3位に入った。

41年目に巡ってきたチャンスだ。これは経験を積むためのチャンスなどではない。死にものぐるいでアジアのトップを、ひいては世界一を目指す戦いだ。「内容そのものには、満足している部分もある」とか「内容を見ると十分勝てるチャンスはあった」とかいうコメントはいらんのだ!!

浦項の新監督に鹿島オリベイラ監督の実弟が就任

ACLで対戦する浦項の新監督に、現鹿島監督のオズワルド・オリベイラの弟、ワルデマール・オリベイラ(Wikipedia:br)が就任したようだ。

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彼、鹿島でコーチやってなかったっけ?と、思ったら98年にフィジカルコーチやってたんだって。

いや、それだけなんだけどね。

フィンランド監督のバクスターにお会いしてきた

もう明日がオーストラリア戦だが、フィンランド代表のお話を。
嫁さんを連れて平塚競技場に行ってきました。

何回行っても違和感があるのですけれど、舞浜から1時間30分もあれば平塚に着くんですよね。渋谷まで1時間なのに・・と、いつも違和感を感じますw
さて、そんな平塚まで1時間半ほど電車に揺られて到着。降り立った平塚競技場からは真っ白になった富士山も見えてまして、いろんな人が写真を撮っていました。

平塚競技場からの富士山
平塚競技場からの富士山。こりゃ信仰の対象になるわけだ

スタンドはメインだけの解放でしたが、メインはほぼ満員でした。4000人くらいはいたのではないでしょうか。前に座っていた湘南サポとおぼしき人は「おいおい、いつもの試合より多いんじゃねえの?」とこぼしていましたが・・・。
いろんなチームのマフラーをした人がいました。一番多いのはもちろん湘南ですが、マンUやウェストハム、鹿島やガンバまで。こういう試合ならではの光景。単純に試合を楽しむのも久しぶりです。
嫁さんなんてJリーグしか見に行ったことないので、「なんで応援がないの?応援がないと何か変・・・」とまで言い、応援はなんだかんだ言っても一つのスタイルなんだろうなと思った次第。

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満員の平塚競技場

それにしても芝生が良い。2006年のJリーグアウォーズでベストピッチ賞を貰っただけはある。
この真冬でも美しい緑色の芝生。その中で行う試合を見ているだけでも幸せになると言うものだ。
試合自体は湘南系のBlogに多く記載があるようだから省く。というか、選手が分からないので解説できんw
印象に残ったのは右サイドの小さいドリブラー。原田かな?ボールを持つ度に勝負を仕掛けていて、かなり通用していたように思う。このチームでは菊池とともに気に掛けておきたいなぁと思った選手となった。

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冬でもえれー美しいピッチ

さて、試合後。ここからが本当の目的。
僕を直接知っている方はご存じだと思うが、僕はいつも広島が優勝したときのユニフォームを着ている。優勝しないと次のユニフォームを着ないつもりではある。
実はこのユニフォームには、誰のサインも入っていない。ユニフォームは何回も洗うし、サインを頂いてもどうせ消えていくからね。
僕が持っている代表ユニ(ドーハの時の)にも、当時見に行って「こいつはいい選手になる!」と思った大竹奈美のサインが入っていたが、すでに消えてしまっている。まあ、当時すでにトップ選手であったのだが、まさかその選手が引退してスカパーで解説するようになるとは思わなかったw

話がそれたが、きっとバクスターに会えるのはこれが最後なのではないかと思って、優勝したときのユニフォームを持ってバクスターに会いに行ったのである。
30分ほどだっただろうか。出てきたバクスターは昔よりも太ったようだったが、優しい目は昔のままだった。何人かのファンがバクスターに駆け寄る。その中には、神戸のサポもいたようだった。彼らにとっても多くのことを残してくれた監督なのだろう。僕はその人の波が引くのを待ち、若干緊張しながら「Mr. Baxter?」と話しかけた。

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10年以上ぶりのバクスターとの対面

バクスターは「Yes?」と小さく応えて僕の方に向き直った。と同時に、僕が持っているユニフォームにわずかな時間、目を留めた。
「やっぱり覚えてるんですね」と話しかけると少しほほえみ、サインをくれたのだった。
サインの途中、「今は東京にも沢山の広島サポーターがいるんですよ」と言うと、少し驚いていたw

ちゃんと会話してますってば。
ちゃんと会話してますってば。

スケッチブックを取り出し、「広島のサポーターにメッセージをいただけないですか?」とおねがいすると、こんなメッセージを頂いた。

バクスターからのメッセージ
バクスターからのメッセージ

もちろん、僕は広島がJ1に帰ってきたことはおろか、J2に落ちていたことすら話していない。
それなのに復帰のことについて書かれていることに驚いていると、バクスターは「美しく、強いサッカーをしたと聞いている。ガンバッテ」と最後は日本語で締めくくってくれた。

 

いやー、行って良かった。
彼がいた頃を知っている現役のサポーターは少ないかも知れないけど、良い指導者に恵まれていたんだなぁと強く思い、また優勝したいと改めて思うのであった。

追伸:
湘南本スレで教えて貰った「松壱家」、休みだったから王将で食べて帰ったよ(´・ω・`)
王将で「焼き2枚と大ライス」って頼んだの、大学以来だわw

選手の海外移籍と国内移籍について

「選手の海外移籍と国内移籍について」のアーカイブはこちらから

広島の本スレでみたこの書き込み。

76 名前:U-名無しさん[sage] 投稿日:2008/01/09(水) 11:55:50 ID:Rap9pvH10
駒野移籍はしょうがないけど友達に磐田ファンいるから悔しいわ。
あからさまに喜ばれると腹立つだろうな。
てか俺も移籍金は疑問だ。
南米から欧州に移籍するのに何十億もかかったりするのになんで日本はそうならないの?
ただ単にそのレベルの選手がいないってこと?

答えは簡単で、Jリーグ内での移籍と海外では「移籍金」の意味と制度が異なるから。Jリーグ内では、移籍金は「移籍元クラブが放出した選手への補償金」という意味合いが強い。Jリーグ内での移籍は規約により契約満了後30ヶ月は移籍金が請求できる。そのため、Jリーグは1年や2年などの短期契約が非常に多いと考えられる。

海外では、移籍金は「選手とクラブの契約違約金」という意味合いが強い。海外への移籍の際、移籍金が必要なのは移籍元クラブとの契約期間中のみ。移籍元クラブとの契約が切れた状態だと移籍金無く移籍ができる。従って、有力選手は長期高額契約を結ぶことが多い。

この違いによって、「国内移籍だと●億円なのに、海外移籍だと移籍金ゼロ」と言う中田浩二みたいな状況が発生しうるのである。

では、各項目について解説してみようと思う。

Jリーグ内の移籍について

移籍の規約である「プロサッカー選手に関する契約・登録・移籍について[PDF]」によると、

3-1-①-(4)
プロ選手契約の期間満了後30ヶ月以内に行われる移籍に関し、移籍元クラブは、移籍先クラブに対しては、「3-2移籍金」に定められた移籍金を請求することができる。

3-2 移籍金
①移籍金
(1)プロ選手がプロ選手として移籍する場合、移籍元クラブは移籍先クラブに移籍金を請求できる。
(2)プロ選手が契約期間満了後30ヶ月以内にプロ選手として移籍する場合、移籍元クラブは移籍先クラブに移籍金を請求できる。

②移籍金の上限
(1)プロA選手
イ.契約期間中に移籍する場合            : クラブ間の合意による
ロ.契約更新時にクラブがプロA契約を提示した場合  : [移籍金算出基準]による
ハ.契約更新時にクラブがプロA契約以外を提示した場合: 30万円×在籍年数

6.移籍金算出基準
6-1 移籍金の算出方法
移籍金の金額は、当該選手の平均基本報酬額に年齢別係数を乗じた額とする。

①平均基本報酬額
平均基本報酬額は次の計算式により算出する。
平均基本報酬額=(X+Y+Z)÷3

X:移籍元クラブにおける現在の基本報酬(年額)
Y:移籍元クラブが申し出た次期の基本報酬(年額)
Z:移籍先クラブが申し出た次期の基本報酬(年額)

などとある。

今話題の駒野で考えてみよう。駒野は当然プロA契約。

契約期間内かどうか?

契約期間内かどうかはわからないが、前回の契約時に特に複数年と言っていないからおそらく1年契約なのだろう。

従って、移籍金算出基準によって移籍金の上限が設定される。

ちなみに、仮に契約期間内であれば上限は決められず、20億でも30億でも両クラブ間で合意がなされた額となる。

移籍金の上限

同じ記事内で去年の段階で駒野の年俸は4100万円と推定される。織田強化部長が「満額でないと(ry」と言っているのだから、

2007年の広島での年俸:4100万円
2008年の広島での年俸:??万円(オファーベース)
2008年の磐田での年俸:??万円(オファーベース)

の平均が平均基本報酬額となる。

いくらかという予想は難しいので、仮に去年と同じ増額幅、+1000万円としよう。磐田も同じ金額とする。これで、平均基本報酬額は4766.7万円となる。

年齢別係数

全部は書かないが、

移籍元クラブ:J2
移籍先クラブ:J1
満25歳以上 満28歳未満(駒野は26歳)

なので、6.0となる。

移籍金の額

移籍金の額=平均基本報酬額×年齢別係数

なので、満額は2億8600万円となる。これが「駒野3億」と言う話の根拠。

余談

なぜこういう契約体系になっているのかというと、まだまだクラブ体力が弱いので、Jリーグが保護していると考えられる。資金力がないので複数年契約を多くの選手に対して行うことが出来ないこと、選手が大量に出てしまうと代わりの選手を獲る資金力がないこと、ということを理由に、保護していると考えられる。
選手が単年契約で身分が不安定になる、という批判もあるだろうが、クラブが無くなってしまっては元も子もない、ということなのだろう。
この制度、いずれ無くなるんじゃないかなぁ。

海外での契約

海外でも選手契約は同様に行われているのだが、「契約期間満了後30ヶ月以内の移籍に対して移籍金を請求できる」などという規約はない。あるのは選手とクラブの契約だけ。
契約が仮に2008年1月31日までであれば、それ以降の所属チームは選手自身が交渉することができ、そこに所属クラブは関係ない。
契約期間中に移籍すると言うことは、今の所属チームとの契約を破棄し、新たなチームと契約を結ぶと言うことになります。
この「破棄」に伴う違約金が「移籍金」です。
実は「契約期間内の移籍」についてはJリーグでも同じなのですが、前述の通り、Jリーグでは1年契約が多いので、海外移籍の時には移籍金がかからない契約切れの時(=1月末)を狙うことが多いわけです。
それを防ぐには長期契約を結ぶしかないわけです。カカは2013年までミランと契約するみたいですが、その間はとりあえずミランに居てくれるか、もしくは移籍金をもらうことが可能なのです。
もちろん、長期契約をするには選手に現在の評価よりも高い年俸を提示しないといけません。契約中は年俸が上がらないのですから。
それを横取りしようとすると、違約金=移籍金を支払って、かつ、ミランを説得して移籍させるしかないというわけ。

なんで年俸の安い南米の選手が何億円も移籍金を獲れるの?

有力な若い選手をたくさん保有している南米では少し事情が違います。
有力な選手はいい年俸で囲っているのは世界中どこも同じなのですが、例えばU-20ワールドカップで活躍したパトという選手が居ます。今までの年俸はともかく、選手の獲得のためにチェルシーやレアル・マドリー、インテルやミランが名乗りを上げました。その中で最もいい条件を出さないと、「違約させてくれない」訳です(笑)なので、これらのクラブはこぞって札束を積み上げ、長期契約を提示したわけです。

それによって「俺のクラブに『違約』させてくれ!」と言っていたわけ。

なんで日本ではそういうことをできないの?

理由は二つ。

・前述の30ヶ月ルールによって長期契約を結ばなくてもいい
・長期契約を結ぶほどのリスクをクラブが負えるほどの体力がない

と言うことです。

前者については、「海外に移籍する選手はごくわずかだから、そのために全体を長期契約に切り替えられない」と言うことですね。

30ヶ月ルールがある場合

1年目:500万円
2年目:1000万円
3年目:2000万円
4年目:2500万円
5年目:2200万円
6年目:3000万円

というふうに1年ごとに成長・成績に合わせて契約を結ぶことができる。

30ヶ月ルールがない場合

1~3年目:700万円
4~6年目:3000万円

と言う形で、初年度から3年後まで見通すスキルと人材が必要。また、年俸設定についても3年後にあまり不満にならない額で、かつクラブが負担可能な額を設定しなければならない。結構大変です。
だから、経済的にもリスクの少ない1年契約を選んでいると言うことなのですね。

結論

駒野は広島の宝じゃ!!!!!!

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