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何なんだこの変化は?:○2-0 FC東京@BA

何なんですかね。この守備に対する自信の変化は。

新潟戦でのコメント

総じて、「確かに失点多いけど、その分得点する自分たちのサッカーができているから大丈夫だよ!」っていう、得点も失点も多いチーム(そして、夏を過ぎて得点力が落ちてきて降格圏内まっしぐらになりがちなチーム)にありがちなコメントが多かった。こういうコメントは危機感に欠けるのであまり好きじゃない。実感値として手応えを感じているのは良いとは思うけど、口に出すものではないと思うから。

寿人

このままでは終われないと思っていたし、失点もGKミスだとは思っていないJ’s Goal

槙野

3失点は、当然反省すべき。(中略)ただ、後半はウチのサッカーができた。2点差を追いつくことができたし、勝ち点2くらいの重みはある。(TSS

FC東京戦でのコメント

ところが、そのチームがどうだ。3試合連続完封とはいえ、3失点と紙一重の守備がこれだ。

槙野

(3試合連続完封を)やりました(笑)。点をとられる気はしなかった。
 別に特別な守備はやっていなくて、奪った後はしっかりとつなぐ意識の方が強かった。ただ、ラインをできるだけ高くすることは意識した。なるべくペナルティーエリアの中に入らせたくはなかった。あとは、しっかりとつかまえること。人数もそろっていたし、人にもついていた。攻撃だけでなく守備にも自信をもっているし、そう簡単に失点はしない。
 ただ、後半の終わり頃、もう少し自分たちのサッカーができれば良かった。そこは、反省点。2点目が効果的だった(J’s Goal

ペトロビッチ監督

14失点もしているとしていると信じてもらえなかったが、広島はしっかりとしたいい守備をしているチームだ。TSS

何が変わったのか??

ちょっと前までは失点することは織り込み済み、失点しても「まあ、得点すればいいや」的な感じだったのに、今や中林の出現(まさに出現w)もあり、失点する気がしないとまで言わしめる広島のディフェンス。
一体、何が変わったのだろうか。 

※余談
中林の急成長は目を見張るものがある。
自他共に認めるように、足元にはかなりの不安があるものの、ハイボール処理は1本処理をするごとに、シュートストップ能力は1本シュートを受けるごとに伸びている感じで、これほど安心して見ることができるのはいつ以来かと思い出すのが難しいほど。まあ、下田以来なのだが。
広島の弱点は高さに乏しいディフェンス陣だったため、中林のハイボール能力は失点減少に間違いなく貢献している。
しかし、 逆に言うと攻撃面では足元がアレなので若干デメリットにはなっている(が、2試合無得点という事に影響するほどではないがw)。

これまでの全失点を見てみよう。

横浜FM:清水範久のクロスを狩野が頭で折り返し、渡邉千真がワントラップから流し込む
横浜FM:CKから栗原が頭で合わせる
大宮 :波戸が森脇から得たPKをマトに決められる
大宮 :ストヤノフのパスミスからカウンター、藤田→市川に決められる
大宮 :橋本のCKを槙野のマークを完全に外したマトが押し込む
鹿島 :こぼれ球を拾った本山が、伊野波とのパス交換からミドルシュート
鹿島 :小笠原の左CKを岩政が頭で落とし、興梠がダイレクトで右足を合わせる
G大阪 :チョ・ジェジンがロングシュート一閃
G大阪 :ルーカスが滑って転んで得たPKを遠藤が決める
柏  :右に張っていたポポのクロスを北嶋がヘッドで押し込む
新潟 :千代反田のセンタリングをペドロ・ジュニオールが頭で決める
新潟 :松下年宏のCKを中林がこぼしたところ、ペドロ・ジュニオールがループで決める
新潟 :矢野貴章のクロスをペドロ・ジュニオールが右足でドンピシャリ
川崎F :中林と森脇のコンビネーションミスをヴィトール・ジュニオールが突く
名古屋:無失点
清水 :無失点
FC東京:無失点 

上記の通り、3試合の間ミスによる失点がなかった、という経験は鹿島~柏でもあったわけで、ミスが明確に減ったわけでもなさそうだ。
となると、今まで「これはどうしようもない」と半分諦めていたゴールを許すことが無くなったと言うことだろう。
例えば、チョ・ジェジンのように一瞬の隙を突かれてロングシュートとか、フランサに3人引きずられてゴールとか。

実際、

名古屋:ダヴィを中心とした強力なFW陣とスピード豊かなサイド
清水 :岡崎、ヨンセンというこれだけでメシが3杯くらい食えそうなFW
FC東京:前節ハットトリックを見せてノリノリの石川ナオ、ミキッチを押し込むであろう、日本代表長友

 といった、これまで一番弱いと思われていた(≒J2にはいなかった)超強力な個の力というものを見事に封じきっている。

確かに、それまで大量失点していた時と本質的には何も変わってはいない。
多くの広島サポが、また、監督自身が言うように、広島のサッカーは大勝するか、大敗するかの綱渡りのサッカーである。
その間には紙一重の差しかない。 

だからこそ、その紙一重を埋める自信というエッセンスは、大きな意味を持つのである。
次の壁は、自信を確信にすること。

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